疲労の原因の種類
疲労を起こす原因の自律神経の乱れは様々なストレッサーにより引き起こされます。
ストレスとは、外から刺激を受けたときの緊張状態のことをいいます。
ストレッサーとは、ストレス反応を誘発させた原因となるもののことです。
ストレスを感じる状況、心理などさまざまな種類のものがストレッサーとなります。
化学的ストレス:薬物や大気汚染、酸素の欠乏や過剰等があります。
精神的ストレス:家族、職場の同僚間、友人間の人間関係、仕事などのマルチタスク等があります。
身体的ストレス:激しい運動による筋肉の損傷や病気による症状等があります。
物理的ストレス:寒冷・高温、騒音や放射線等があります。
生物学的ストレス:ウィルスなどによる感染症、断食などの栄養不足などがあります。
病気からくる疲労感に注意
「疲労」だと思っていたら、実は治療が必要な病気だったということはよくあります。
病気をされている方は、多くの方は「倦怠感」「疲労」を感じています。
【疲労・倦怠感を感じる身体的疾患】
・鉄欠乏性貧血
・糖尿病
・肝臓病
・腎臓病
・甲状腺機能低下症
・甲状腺機能亢進症
・睡眠時無呼吸症候群
・悪性新生物(
・自己免疫性疾患
・心不全
・慢性閉塞性肺疾患 など
【疲労・倦怠感を感じる身体的疾患】
・うつ病
・統合失調症 など
このように、病気があることによって疲労感を感じて自律神経が乱れている場合があります。
この場合は、原因となっている病気の治療を行うことが大切です。
当店では、リラクゼーションの施術の前のカウンセリングシートで、病気からの疲労でないか?という目線で、疲労の種類をお聞きしています。
施術前後の血圧、脈拍、経皮的酸素飽和度の測定を行っております。
明らかにバイタルサイン(血圧、脈拍、呼吸回数など)、腹部の状態、浮腫、水分の摂取の仕方、トイレの回数など、明らかに異常がみられる場合は、受診をお勧めしています。
※当店は治療ではなくリラクゼーションサロンです。
ストレスからの病気
逆にストレスを溜めることで、自立神経が乱れることにより病気になる場合があります。
ストレスは、自律神経系や甲状腺機能の乱れを引き起こします。
・自律神経失調症
・緊張性頭痛
・片頭痛
・急性胃潰瘍
・慢性胃炎
・過敏性腸炎
・本態性高血圧 など
疲労回復させるには脳疲労改善が必須
普段からストレスを軽減するための行動は、病気からの疲労がある方も、疲労から病気を防ぎたい方も必要です。
普通なら寝たら治るのが普通の疲労ですが、厄介なのが脳疲労です。
脳が疲労すると自律神経が乱れた状態で、脳や体を休めようと思っても休ませることが出来ません。
当店は体の疲労のケアも致しますが、脳疲労に焦点を当てているのはその為です。